最近、学校に通い始めました。
映画の配給・宣伝について学んでいます。
始まったばかりなので、まだ手探りの状態ですが、授業はとても楽しくて。
講師の方の話を聞いていると、本当に映画が好きなんだなーていうのが伝わってきて、何だかうれしくなる。笑
作った映画を本当に届けたいと思う人としか仕事をしない、というようなことを言われていて、
以前、たまたま読んだ高良健吾の
ブログに書いてあったことを思い出した。
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この世に映画横道世之介は存在してるけど、観ない人にとっては結局ないモノだと思う。
そして、その事に対して、別に観たい人だけが観て、わかる人だけわかればいいしは嫌。いいわけには使いたくない。それで悔しいと思った事がたくさんあったから。自分はおもしろいと思ってるのにお客さんが入らなかったり。
とにかく、この映画を多くの人にあるモノにしたいから。
自分が表に出て、とにかく存在を知ってもらいたい。で、興味持ってもらって、劇場に足を運んでもらいたい。
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横道世之介、観たけどほんとに素敵な映画だった。
観終わって数日は、かなりひきずってた。笑
思いだすと、なんだか幸せな気持ちになれる、そんな映画。
高良くん、ひょうひょうとしたイメージがあったけど、ブログ読んだら、熱い人なんだって思った。
こういう人のお手伝いをしたいなぁ。
映画ではないけど、この前の情熱大陸に百田尚樹さんが出ていて、一人で書店に飛び込み営業をしていたエピソードがあった。
自分で面白いと思ったものは、『見るべきだし、読まれるべきだ』ということに迷いがない。
熱くて、素敵な人だ。届けたい、という想いがまっすぐだ。
自己満足で終わり、というのは寂しいものだと思う。
単に飾ったりで終わるよりも、地道でも、まだ見ぬ誰かに伝えたいと、必死に努力することって大切なんじゃないかな。
作ったのは自分のためかもしれないけど、きっと誰かのためでもあったはず。
不細工でも、泥臭く、必死に、最後まで諦めず、走りぬく選手が私は好き。(サッカーの岡崎選手とか)
そして私もそういう人でありたいと思う。
映画の話に戻るけど、自分が幸運だったのは映画を作ったことがあること。
脚本、撮影、編集、そのすべてに魂を込めていることを私は知っている。
ひとつのシーンに、どれだけ愛情がこもっているかを私は知っている。
だから、いろんな人に届けたいと思う。その気持ちがわかる。
そして、その気持ちを持っている人のお手伝いをしたいなと思う。
TwitterでもFacebookでも、便利なツールはたくさんある。
やりたいことが見えてきた。
やるべきことも見えてきた。
まだ見ぬどっかの君が、うなずいてるはずなのさ。
距離を超えて、時間を超えて。